学会案内

学会の概要

本会は、広く消費者行動に関する理論的及び実証的研究を行い、且つ、会員相互、関連諸学会、ならびに関連諸機関との交流・情報交換を促進することにより、わが国における消費者行動の研究と教育の発展を期することを目的としています。

会長からのごあいさつ

松下会長日本消費者行動研究学会(Japan Association for Consumer Studies、通称JACS、ジャックスと呼ばれています)は、これまで30年以上にわたり、活発な活動を続けています。1992年に設立されて以来、これまで年2回のコンファレンス(研究大会)を定期的に開催し、査読付き学会誌『消費者行動研究』を2002年から発行してきました。

本学会の特徴の一つは、このような活動を通じて、消費者行動という固有の対象について、多様な立場、視点、アプローチから議論を展開していることです。たとえば、マーケティング研究の立場から、あるいは、心理学の視点から、さらには、マーケティング実務の立場から、消費者行動についての理解を深めようとする人たちが本学会には集っています。さまざまなバックグラウンド持った人々が、消費者行動について楽しく対話できる場を、30年にわたって作り上げてきたことに、大きな意義があると感じています。

一方で、消費者行動研究をとりまく環境は大きな変化を遂げています。消費者行動研究に関わる研究テーマは多岐にわたり、研究方法は目覚ましい発展を遂げてきています。一人の研究者が、その全貌を把握することさえも、困難になってきているように感じます。また、国内の消費者行動に関わる隣接学会では、この状況に呼応する形で、いくつもの改革を進めています。各学会が発行する学術雑誌のあり方について議論が深められているのは、その一例でしょう。

本学会としても、このような流れを看過しているわけにはいきません。消費者行動を対象とする研究コミュニティとして、大きな環境変化に適切に対応をすべき時期に差し掛かっているはずです。

このような変化に対応するために、私たちがこれまで学会として受け継いできた、多様性を包含した活発なコミュニティ、という特徴が大きな力になることは、間違いないと思います。研究者それぞれの視点や立場を尊重し、自由で、活発な議論を展開できる風土こそが、消費者行動研究学会を次の世代へと引き継ぐ大きな力になると信じています。

今後の消費者行動研究の発展にむけて、多様な会員の皆さんと、これまでと変わらず活発な議論を楽しく展開しながら、消費者行動研究の発展に向けて尽力したいと考えています。皆さまのご支援とご協力を、よろしくお願いいたします。

日本消費者行動研究学会 会長
松下 光司

学会員の主なメリット

大会参加

  • 消費者行動研究の最先端の知見に触れることができる
  • 研究成果を報告・議論できる/学会員との関係性を構築できる

ワークショップ参加

  • 同じ研究領域やトピックに興味関心を抱く学会員同士で深く議論できる
  • 外部スピーカーの方、学会員との関係性を構築できる

プロポーザル

  • これから取り組みたい研究を報告し多くの学会員から多様な意見が得られる
  • 多くの学会員に報告を聞いてもらえる

論文投稿

  • 研究成果を発信できる
  • 査読システムを通じて論文の質をさらにブラッシュアップできる

特集論文の投稿

  • 学会での報告を通じて学会員から多様な意見が得られる
  • 査読期間が比較的短い

論文閲覧

  • これまでの日本における消費者行動研究の知見を得られる

and more !

For 研究者

大会参加

  • 消費者行動研究の最先端の知見に触れることができる
  • 研究成果を報告・議論できる

ワークショップ参加

  • 同じ研究領域やトピックに興味関心を抱く学会員同士で深く議論できる
  • 外部スピーカーの方、学会員との関係性を構築できる

論文投稿

  • 研究成果を発信できる
  • 査読システムを通じて論文の質をさらにブラッシュアップできる

For 大学院生

プロポーザル

  • これから取り組みたい研究を報告し多くの学会員から多様な意見が得られる
  • 多くの学会員に報告を聞いてもらえる

特集論文の投稿

  • 学会での報告を通じて学会員から多様な意見が得られる
  • 査読期間が比較的短い

大会参加

  • 自ら研究発表を行ったり、他者の研究発表を聞いたりすることで、消費者行動研究の方法や潮流を学べる
  • 他校の大学院生とのネットワークを構築する機会が得られる

For 賛助会員(実務家)

大会参加

  • 費者行動を専門とする学術研究者と、産学の壁を越えて交流や議論ができる
  • 実務的な課題解決のヒントを得ることができる

ワークショップ参加

  • 同じ研究領域やトピックに興味関心を抱く学会員同士で深く議論できる
  • 外部スピーカーの方、学会員との関係性を構築できる

論文閲覧

  • これまでの日本における消費者行動研究の知見を得られる

「法人賛助会員」特典について

  • 賛助会員(法人)は、年2回開催する消費者行動研究コンファレンス参加費を5名まで無料(※注1・2)とします。
  • コンファレンス会場内で、企業ブースを設営することができます。(※注3)

※注1:招待制ではございませんので大会毎に参加申込手続きが必要です
※注2:懇親会費などを除きます
※注3:設営に係る搬入・搬出、および当日の設営・運営管理などは各自でお願い致します

主な活動

など

コンファレンスは、春と秋に開催されます。ワークショップの企画、ならびに学会誌『消費者行動研究』への投稿は随時受け付けております。詳細な情報は、それぞれのページをご参照ください。

年間予定

役員(2024年度)

会長松下 光司学習院大学
副会長里村 卓也慶應義塾大学
松井 剛一橋大学
理事
石井 裕明早稲田大学
石崎 徹専修大学
石田 大典同志社大学
石淵 順也関西学院大学
井上 淳子成蹊大学
勝又 壮太郎大阪大学
菅野 佐織駒澤大学
栗木 契神戸大学
杉谷 陽子上智大学
須永 努早稲田大学
寺本 高中央大学
外川 拓上智大学
西本 章宏関西学院大学
鈴木 智子一橋大学
事務局担当理事鈴木 和宏小樽商科大学
事務局担当副理事本條 晴一郎東京工業大学
大竹 光寿明治学院大学
監事高橋 広行同志社大学
幹事
赤松 直樹明治学院大学
有賀 敦紀中央大学
井関 紗代中京大学
磯田 友里子大阪公立大学
上元 亘京都産業大学
兼子 良久山形大学
菊盛 真衣立命館大学
酒井 麻衣子中央大学
佐藤 圭甲南大学
太宰 潮福岡大学
玉利 祐樹静岡県立大学
長尾 雅信新潟大学
中川 宏道名城大学
西原 彰宏亜細亜大学
芳賀 英明國學院大學
朴 正洙駒澤大学
朴 宰佑中央大学
羽藤 雅彦関西大学
福田 怜生亜細亜大学
候 聡聡九州産業大学
三井 雄一西南学院大学
元木 康介東京大学
森岡 耕作東京経済大学
森藤 ちひろ関西学院大学
山本 奈央名古屋市立大学
横山 斉理法政大学
編集長澁谷 覚早稲田大学

※氏名五十音順

学会誌関連委員(2024年度)

「消費者行動研究」編集委員会

編集長澁谷 覚(前会長)早稲田大学
副編集長有賀 敦紀中央大学
横山 斉理法政大学
編集委員上元 亘京都産業大学
柿原 正郎東京理科大学
兼子 良久山形大学
菅野 佐織駒澤大学

「消費者行動研究」運営委員会

運営委員髙橋 郁夫慶應義塾大学名誉教授
竹村 和久早稲田大学
土田 昭司関西大学
南 知惠子神戸大学名誉教授
守口 剛早稲田大学
山本 昭二関西学院大学

『消費者行動研究』編集事務局

編集事務局長酒井 麻衣子中央大学
編集事務局次長田中 祥司摂南大学
学会誌編集幹事石田 大典同志社大学

歴代会長

初代(1993年度)奥田 和彦専修大学
2代(1994年度)中西 正雄関西学院大学
3代(1995年度)阿部 周造横浜国立大学
4代(1996年度)岸 志津江名古屋市立大学
5代(1997年度)杉本 徹雄上智大学
6代(1998年度)池尾 恭一慶應義塾大学
7代(1999年度)上田 隆穂学習院大学
8代(2000年度)和田 充夫慶應義塾大学
9代(2001-2002年度)青木 幸弘学習院大学
10代(2003-2004年度)江原 淳専修大学
11代(2005-2006年度)恩蔵 直人早稲田大学
12代(2007-2008年度)土田 昭司関西大学
13代(2009-2010年度)守口 剛早稲田大学
14代(2011-2012年度)高橋 郁夫慶應義塾大学
15代(2013年度)山本 昭二関西学院大学
16代(2015年度)南 知惠子神戸大学
17代(2016年度)竹村 和久早稲田大学
18代(2017年度)清水 聰慶應義塾大学
19代(2018年度)新倉 貴士法政大学
20代(2019年度)秋山 学神戸学院大学
21代(2020年度)久保田 進彦青山学院大学
22代(2021年度)田中 洋中央大学名誉教授
23代(2022年度)澁谷 覚早稲田大学
24代(2023年度)里村 卓也慶應義塾大学

※所属は就任当時

発起人名簿

青木 幸弘学習院大学
杉田 善弘学習院大学
阿部 周造横浜国立大学
杉本 徹雄上智大学
荒川 正也流通科学大学
瀬戸口 香(株)大広
池尾 恭一慶應義塾大学
田中  洋法政大学
上田 隆穂学習院大学
田中 正郎青山学院大学
上村 淳三㈳日本経済研究センター
土田 昭司関西大学
江原  淳専修大学
中西 正雄関西学院大学
小川 孔輔法政大学
藤村 和宏香川大学
奥田 和彦
堀  啓造香川大学
恩藏 直人早稲田大学
三浦 俊彦中央大学
岸 志津江東京経済大学
水野  誠筑波大学
木戸  茂㈱ビデオリサーチ
御堂岡 潔東京女子大学
黒木 一典日本経済新聞社
村本理恵子㈱ガーラ
桑原 武夫慶應義塾大学
守口  剛立教大学
斎藤 通貴慶應義塾大学
山本 昭二関西学院大学
佐藤 善信流通科学大学
吉田 順一
佐藤美智子高千穂大学
和田 充夫慶応義塾大学

事務局

日本消費者行動研究学会
事務局
日本消費者行動研究学会
事務局
〒047-8501 北海道小樽市緑3丁目5-21
小樽商科大学商学部 鈴木和宏研究室
同(事務取扱)〒112-0012
東京都文京区大塚5-3-13 4F
一般社団法人 学会支援機構内
日本消費者行動研究学会 事務局
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