日本行動計量学会 第26回春の合宿セミナーのお知らせ

2024年1月26日

下記のとおり日本行動計量学会様よりセミナー開催のお知らせが届きましたので、会員の皆様にご案内いたします。

日本行動計量学会 第26回春の合宿セミナーのお知らせ

日本行動計量学会の第26回春の合宿セミナーは、講師として慶應義塾大学の星野崇宏先生をお迎えし「因果推論」について、たっぷり3日間、90分×9コマの集中講義を行います。テーマについて講師や参加者同士で活発な議論を交わして交流を深めることができるよう、昨年に引き続き合宿形式で開催しますので奮ってご参加ください。富士の裾野で美味しい料理と温泉を楽しみながら2泊3日で「因果推論」をしっかり学ぶことができます。
なお、合宿形式での参加が難しい方も受講可能なようにオンライン(リアルタイムLIVE/復習オンデマンド配信あり)での参加も可能ですので、遠方の方もぜひ参加をご検討ください。

開催基本情報
開催日時2024年3月29日(金)~ 3月31日(日)(3日間)
開催方法対面合宿/オンライン・リアルタイム配信(LIVE形式)/オンデマンド配信のハイブリッド開催
会場東富士リサーチパーク内 TOTO 東富士研修所 JR 御殿場駅より送迎バス(タクシーで約15 分)
テーマ確率モデルが拓く社会のデジタル変革(DX)
講師星野崇宏
(慶應義塾大学 経済研究所 所長 / 慶應義塾大学 経済学部・大学院経済学研究科 教授/理化学研究所AIPセンター チームリーダー)
参加費
準会員(学生):
4,500 円
学生非会員:
10,000 円
正会員(一般):
9,000 円
一般非会員:
20,000 円
参加申し込み、
セミナー詳細
セミナー詳細をお読みの上、お申し込みください。
https://spring26.peatix.com/
コース概要説明 近年もっとも統計学・データサイエンス・機械学習といった分野でのホットトピックは因果推論ではないでしょうか?学術研究が相関関係ではなく因果関係のメカニズムの理解を目指すことはもちろん、企業や政府もエビデンスの評価やそれに基づいた施策・政策の実行が求められています。
本セミナーは統計的因果推論の枠組みの理解、人文社会科学や医学等への応用研究やビジネスへの活用に有用な各種手法を習得していただき、ご自分のフィールドにおけるデータ取得のデザインや手法選択に活用していただくことを目的とします。具体的には相関関係と因果関係の識別をめぐる議論について、統計的因果効果の定義、因果効果の理解のための欠測データ分析の枠組みについて、様々な因果効果の推定法の紹介、研究デザインの工夫による仮定の緩和について、ノンコンプライアンスのある場合の分析について、因果媒介分析について、debiased machine learningなど機械学習手法の活用についてなどを、具体例を交えながら説明していきます。
講義スケジュール
(予定)
3月29日(金)
・16:00~18:00 チェックイン後、自由時間
・18:00~19:00 夕食
・19:00~20:30 講義1 「統計的因果推論の概観的レビュー」

3月30日(土)
・ 9:00~10:30 講義2 「統計的因果効果の定義」
・10:40~12:10 講義3 「欠測データからみた因果効果の理解」
・12:10~13:00 昼食休憩
・13:00~14:30 講義4 「因果効果推定の諸手法1:回帰系」
・14:50~16:20 講義5 「因果効果推定の諸手法2:傾向スコアと二重にロバストな推定」
・16:30~18:00 講義6 「因果効果推定の諸手法3:conditional ATEとその周辺」

3月31日(日)
・ 9:00~10:30 講義7 「研究デザインの工夫による仮定の緩和:DIDや回帰不連続デザインなど一連の手法」
・10:40~12:10 講義8 「因果媒介分析」
・12:10~13:00 昼食休憩
・13:00~14:30 講義9 「機械学習系手法との関連とAIへの因果モデル枠組みの導入」
・15:00 解散

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