特集論文-第3期募集要項

募集要項~口頭発表にかかる要件変更のお知らせ

10月2日より募集を開始いたしました、学会誌「消費者行動研究~特集論文・第3期」については、一部要件を変更いたしましたので、以下ご確認のほどよろしくお願いいたします。

第3期特集論文セッションの応募締切日は2024年1月8日ですが、2024年春のコンファレンスの日程は、この応募締め切り日までには決定することができません。

よって、第3期特集論文セッションの投稿者はコンファレンスの日程が未決定なままで応募することになりますので、第3期特集論文セッションでは以下の措置をとることが決まりました。

<変更内容>

  1. コンファレンスでの発表を認められた論文については、対面発表の有無にかかわらず、出版に向けた論文の投稿と審査へ進むことができる。
  2. 春のコンファレンスにおける対面発表を欠席する場合でも希望者には録画ビデオでの発表を認め、この発表者についても「特集論文賞(口頭発表)」の審査対象とする。ただし、質疑応答は対面発表のみとする。録画ビデオでの発表の申込期日とビデオの提出日は、別途特集論文セッション運営委員会が定める。
  3. 上の措置1)と2)は第3期特集論文セッションのみとし、それ以降の運営方法については特に変更がない限りは従来通りとする。

※口頭発表について
コンファレンスでの発表を認められた論文については、2024年春の消費者行動研究コンファレンス(5月中旬~6月上旬ごろの土・日を予定)にて口頭発表を行っていただきます。なお、応募受付期間中にはコンファレンス開催日程が未決定のため、口頭発表では「録画ビデオ発表」を認めます。

【1】募集内容

「日本の消費者と消費者行動研究」

第3期特集論文では特集テーマを「日本の消費者と消費者行動研究」といたしました。

日本の消費者を顧客とする企業や経済・社会では、日本の消費者の特性は企業の意思決定や流通構造などに大きな影響を与えるものです。このような顧客としての日本の消費者の特性に関する研究は今回の特集テーマの大きな柱のひとつです。また、日本の消費者に関する研究の重要性は企業の意思決定や経済・社会の構造への影響にとどまりません。例えば、癒し消費やごほうび消費など日本ならではの消費文化と文化生成のメカニズムや、海外の消費者と日本の消費者の比較や訪日消費者の消費者行動の研究などは学会員にとって関心が高い領域です。さらに、日本の消費者を取り巻く環境や、消費者が直面する課題に関する研究は、政策においても重要となっています。今回の特集では、このような日本の消費者に関する研究の投稿をお待ちしています。

またこれらに加えて、海外での消費者行動に関する研究結果の再現性を日本の消費者で検証することについて学会員の間でも関心が高まっています。このような日本の消費者を対象とした再現性の研究についても歓迎いたします。

さらに、日本の消費者行動研究自体も今回のテーマの対象となります。日本の消費者行動理論や、日本における消費者行動研究のレビューなど、今後の日本の消費者行動研究の道標となる研究についても投稿の対象となります。

今回の特集論文では、特に若手の研究者および大学院生の皆さんから、新しい視点や独自の視点にもとづく先鋭的な議論を展開していただけることを期待しますが、キャリアを問わず、ご投稿をお待ちしています。

【2】出版までの流れ

査読審査にて採択された論文は、2024年春のコンファレンスでご発表頂いたのち、再度の審査を経て2024年末に早期公開される予定です。

審査手順

〔第1段階の審査〕

応募された論文に対して、コンファレンスでの発表が可能かどうかを審査します。ここでの審査と選考は、特集論文編集委員会が行います(特集論文編集委員会が任命した査読者によって、ダブルブラインドで実施されます)。

〔第2段階の審査〕

コンファレンスでの発表後に提出された論文に対する審査をします(査読回数は2回までに限定)。ここでの審査は、特集論文編集委員会が行います(コンファレンス発表により著者が明らかになるため、この後の査読はシングルブラインドとなります)。

(第3期)全体的な流れとスケジュール

【第1段階】コンファレンスへの応募と発表

査読を経て発表可となった場合、2024年春のコンファレンスで発表して頂きます。

応募受付開始2023年10月2日
応募締切2024年1月8日
発表諾否の査読結果通知2024年3月下旬頃
春のコンファレンスにて発表2024年5月 ※下記の【口頭発表について】を参照のこと
【口頭発表について】

口頭発表については、来春の消費者行動研究コンファレンス(5月中旬~6月上旬ごろの土・日を予定)にて口頭発表を行っていただきます。なお、応募受付期間中にはコンファレンス開催日程が未決定のため、口頭発表では「録画ビデオ発表」を認めます。詳細は、12月末までにコンファレンス開催日程決定の後に会員メーリングリストと学会Webサイトにてアナウンスいたします。

【第2段階】論文の投稿と出版

発表時のフィードバックを反映させた修正稿を提出して頂きます。詳細な日程や要領等は、追ってお知らせいたします。

修正稿締切2024年7月頃
論文採否の査読結果通知2024年9月頃
採択論文をj-stageで早期公開2024年12月頃

その後、『消費者行動研究』の特別号に掲載

【3】特集論文賞

今回の特集論文を対象とした学会賞である「特集論文賞(口頭発表と論文)」が選定されます。特集論文賞(口頭発表と論文)は役員会において決定し会員総会において表彰式が行われます。「特集論文賞」は、各年の応募の中から、コンファレンス特集セッションでの発表と、『消費者行動研究』特集論文に掲載された中から特に優秀な発表と論文を選定し、その著者に授与されます。受賞対象はJACS会員とします。

※詳しくは、「会則規定」をご覧ください。

【4】募集概要

論文は、下記要領に従ってe-mailにてご投稿下さい。

論文の体裁

  1. 論文原稿(注釈、図表・参考文献含み10ページ以内)を、第3期・発表応募締切(2024年1月8日)までに添付ファイルとして送付してください。
  2. 冒頭に、タイトル、和文要旨(250~450字以内)、英文要旨(語数指定なし)、キーワード(5つ以内)を明記した1ページをご用意ください。なお、このページは、上記論文原稿(注釈、図表・参考文献含み10ページ以内)には含みません。
  3. 原稿は、「消費者行動研究」と同様に「1ページあたり41文字×41行」に設定してください。
  4. 提出するファイルは、原則Microsoft Wordとします。※予備としてPDFによる原稿も添えてください。
  5. その他の詳細(注釈、図表、引用文献の記載方法など)に関しては、『消費者行動研究』投稿規定を参考にしてください。

e-mailのタイトル

「日本消費者行動研究学会 第68回コンファレンス 特集論文応募」

e-mailに添付するもの

以下のファイル2点を添付してください。

  1. 原稿ファイル(WordとPDFの両方)
    本文に加え、要旨、キーワードなども、すべて1つのファイルにまとめてください。
  2. 応募フォーム
    下記のリンクをクリックし、応募フォームをダウンロードのうえ、必要事項をご記入ください。

e-mailの送付先

日本消費者行動研究学会 事務局
(第3期・受付期日: 2023年10月2日~2024年1月8日 まで)

なお、事務局に送付後、必ず受領メールを確認して下さい。原稿送付後、7日以上経過しても受領メールが届かない場合は、再度お問い合わせください。また、通常使うメール・アドレスからの送信をお願いします。

注意事項

  1. 過去に消費者行動研究(特集論文を含む)において掲載不可論文や取り下げ論文がこの特集論文の審査対象となるかどうかは学会誌規定に従うこととします。
  2. 2023年春以降の消費者行動研究コンファレンスで口頭発表済みの研究については第3期の特集論文に応募することはできませんが、それ以前に消費者行動研究コンファレンスで口頭発表済みの研究であれば応募することは可能とします。ただし、プロポーザル賞受賞の研究については、特集論文に応募することはできません。
  3. 著者のうち1名は学術会員または学術学生会員である必要があります。
  4. 和文要旨(250~450字以内)は、コンファレンスの報告要旨集に掲載させていただく可能性があります。
  5. 投稿者が査読者に特定されることのないように、投稿時には原稿ファイル内に投稿者の氏名や謝辞等を書かないようにしてください。
  6. コンファレンスでの発表後、修正稿の提出を辞退することは出来ません。発表後、修正稿は必ずご提出ください。

諾否審査の通知

コンファレンス発表の諾否審査については、特集論文編集委員会にて審査・選考したうえ、2024年月3月下旬頃までに決定し、メールにて通知致します。

【第3期】運営委員会

委員長里村 卓也(慶應義塾大学)
委員栗木 契 (神戸大学)
中川 宏道(名城大学)
横山 斉理(法政大学)

【第3期】編集委員会

委員長里村 卓也(慶應義塾大学)
委員寺本 高(中央大学)
勝又 壮太郎(大阪大学)
長尾 雅信(新潟大学)

お問い合わせ先

ご不明な点は、日本消費者行動研究学会 事務局までお問合せください。

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